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ハザードマップで見る赤穂市の水害リスクは?
被災時の支援制度も紹介

家づくりノウハウ
公開日:2024.04.22
最終更新日:2024.09.13
R+house姫路南・赤穂の家づくり写真
R+house姫路南・赤穂の家づくり写真
家づくりノウハウ
公開日:2024.04.22
最終更新日:2024.09.13

ハザードマップで見る赤穂市の水害リスクは?
被災時の支援制度も紹介

住宅のミニチュアと洪水ハザードマップ
注文住宅を建てる際に、建築を検討しているエリアの災害リスクが気になるという方も多いのではないでしょうか?自然災害はいつ起こるかわからないからこそ、家族の安全を守るために家づくりの段階でしっかりと対策しておきたいものです。そこでこちらの記事では、兵庫県赤穂市の水害や液状化リスクが起きやすいエリアをハザードマップからみていきます。注文住宅の土地選びでお悩みの方や、耐震をはじめとした災害対策について詳しく知っておきたい方は、ぜひお役立てください。

目 次

赤穂市が公開しているハザードマップは?

ハザードマップ
ハザードマップとは、自然災害による被災が想定される区域や避難場所、避難経路などが記された地図のこと。身の回りの災害リスクに備えるべく、国や都道府県、市町村などが協力し合いながら、土地の成り立ち・地形・地盤の特徴・過去の災害履歴などを踏まえて作成しています。赤穂市が公開しているハザードマップは、以下の3種類です。

・洪水・土砂災害ハザードマップ
・高潮・土砂災害ハザードマップ
・津波ハザードマップ

なお、赤穂市の近くには山崎断層帯があり、地震発生時にはM7.5程度の地震が発生する可能性が高いと推定されていますが、過去30年(1992~2021年)の履歴によれば、地震が発生した件数は震度3以上が8回、震度4以上が1回と累計9回のみ。今後水害や地震が起きる可能性がないわけではありませんが、災害が少ないという点では、居住地として選びやすいエリアと言えそうです。

参考元:兵庫県赤穂市移住・定住サイト|2 住みやすい気候
>>姫路市・赤穂市の注文住宅・工務店なら アール・ホーム姫路・赤穂

赤穂市で水害リスクが高いエリアは?

地図上のピン
赤穂市には、千種川をはじめ、大津川や塩屋川、加里屋川といった主要河川が流れています。赤穂市内で水害リスクが高いのは、このような主要河川に近いエリアです。中でも瀬戸内海に面したエリアから赤穂市役所周辺までは、想定最大規模の降雨で高潮による浸水が3m以上発生する可能性があると推定。さらには、赤穂警察署や坂越小学校、高雄小学校、有年小学校、原小学校、赤穂中学校、赤穂西中学校、赤穂東中学校周辺の至るところで、土砂災害の発生が懸念されています。
赤穂市は統計的には降水量が少ないエリアではありますが、このような水害リスクが高い場所に家を建てる際には、念のためハザードマップで安全を確認しておくことをおすすめします。

参考元:赤穂市|ハザードマップ
参考元:兵庫県|高潮浸水想定区域図(想定最大規模高潮)赤穂市

家づくりの段階でできる水害対策は?

木製フェンスのあるグレーの吹付の家
水害リスクから住まいや家族を守るには、家づくりの段階でできるだけ対策しておく必要があります。ここでは、水害リスクに備えるための工夫についてお伝えしましょう。

地盤を高くする

盛り土などで住まいの地盤を周囲より高くしておくと、浸水被害を予防できます。必要に応じて建物の基礎の下に、元の地盤まで杭を打ち込むなど、プラスアルファの対策をしておくとさらに安全性が高まるでしょう。

自宅が災害の影響を受けたときは…

土地選びや家づくりで可能な限り対策を施していても、被災するリスクはゼロではありません。そこで知っておきたいのが、赤穂市で受けられる被災者支援制度です。
赤穂市では「兵庫県住宅共済制度“フェニックス共済”」として、住宅所有者の相互扶助による救済制度を設けています。この制度を活用すれば、年額5,000円を平常時に負担することで、住宅が半壊以上の被害を受けた際に再建・購入時、補修時など被害の程度に応じて給付金を受けることが可能です。住まいだけでなく、家財を対象とした「家財再建共済制度」も用意されているため、災害対策の一環としてチェックしておきましょう。

参考元:赤穂市|兵庫県住宅再建共済制度
>>姫路市・赤穂市の注文住宅・工務店なら アール・ホーム姫路・赤穂

赤穂市の地震・津波・液状化によるリスクもチェック

マイホーム チェックポイント

地震

すでにお伝えしたように、過去30年赤穂市では大規模な地震が発生していません。しかし、赤穂市周辺には山崎断層帯が分布。過去の調査から山崎断層帯の活動間隔は比較的緩やかであることがわかっていますが、地震が発生した際には、その大きさはM7.3~8.0程度にも達するとも言われています。

参考元:地震本部|山崎断層帯

アール・ホームでは、こういった地震のリスクに備えるために、国が定めている耐震等級の最高ランクである「耐震等級3」を確保し、許容応力度計算(構造計算)も行っております。
耐震等級3は、数百年に一度発生するような大震災が起きたときでも、軽微な修繕のみで暮らし続けられる家のこと。弊社では、耐震等級3以外の住宅は大地震のあとに住めない可能性が高いため、耐震等級3をこれからの家づくりで備えるべき性能と考えています。それは、地震のリスクがそこまで高くない赤穂市であっても、例外ではありません。より住まいの安全性を高めるためには、ぜひ地震に強い家づくりにこだわることをおすすめします。

津波

赤穂市では南海トラフ巨大地震が発生した場合の津波到達時間は約120分、高さ約2.8mと推計。津波ハザードマップを確認すると、城西小学校・塩屋小学校・赤穂小学校・尾崎小学校・御崎小学校・赤穂西中学校・赤穂東中学校・赤穂高等学校・赤穂市役所といった沿岸部の施設は、いずれも津波の来襲を受ける可能性が示唆されています。津波の被害を避けるには、赤穂中学校より北部などなるべく沿岸部から離れた高台のエリアを選ぶと良いでしょう。

参考元:赤穂市|赤穂市津波ハザードマップ

液状化

地震で注意したいのは、津波だけではありません。地震が起きると、緩く堆積した砂の地盤に強い衝撃が加わり、地盤が液体状になる液状化現象が発生。地盤の結びつきが弱まり、建物が沈下したり傾いたりといった被害が生じます。このような液状化現象が発生しやすいのは、埋立地や干拓地、砂丘や砂州の間の低地、過去に河道を埋めて造成された土地などです。赤穂では、播磨灘に面する赤穂港一帯のエリアが埋立地に該当します。

アール・ホームでは、液状化現象による被害を抑えるべく、マイホームを建築する前の地盤調査として、現地の地盤・土質・地耐力などのデータを収集。必要があれば地盤の強度を高める地盤改良工事を実施するなど、基礎をつくる前の段階で住まいの安全性を高めているのが特徴です。

参考元:赤穂市|第1編 総則 第3章 赤穂市の概況 2 地形 P.20
>>姫路市・赤穂市の注文住宅・工務店なら アール・ホーム姫路・赤穂

注文住宅を建てるべきおすすめのエリア

スマートフォンで地図検索のイメージ
赤穂市は、山々と田園に囲まれたのどかな北部と平坦な市街地が広がる南部では、地域の特性が大きく異なります。ここでは、子育て世帯を中心に、注文住宅の建築を検討してもらいたい2つのエリアについて紹介しましょう。

坂越エリア

坂越エリアは、港町ならではのレトロな雰囲気が漂うエリア。どこか懐かしさを感じる一方でおしゃれなカフェやショップが続々と誕生しており、注目を集めています。海が近いため津波によるリスクは考えておく必要がありますが、坂越小学校や坂越幼稚園、坂越保育所、坂越公民館、坂越中学校など、多くの施設が避難所に指定。いざというときには避難できる環境が整っています。また、坂越駅にはJR赤穂線が乗り入れ、姫路へのアクセスにも便利です。駅周辺には「イオン赤穂店」をはじめ、スーパーやドラッグストアなどが点在しており、生活の利便性が高く住みやすいエリアと言えます。

御崎エリア

御崎エリアもまた、行列の絶えないカフェやレストランが林立する人気のエリア。「瀬戸内海国立公園」や「赤穂海浜公園」など、小さな子どもが楽しめる遊び場が充実しており、自然を感じながらのんびりと子育てしたいファミリー世帯におすすめです。御崎エリアもまた、津波の被害が想定されている地域ではありますが、御崎小学校や赤穂東中学校、御崎幼稚園、御崎保育所、御崎公民館など、さまざまな施設が避難所に指定されています。

参考元:兵庫県赤穂市移住・定住サイト|1 赤穂市について
参考元:赤穂市|指定避難所一覧
>>姫路市・赤穂市の注文住宅・工務店なら アール・ホーム姫路・赤穂

赤穂市での家づくりはアール・ホームにおまかせ!

シンボルツリーがある白くて明るい家
自然豊かな環境と都市機能が共存する赤穂市は、幅広い世帯が暮らしやすいエリアです。水害・地震などによる災害リスクはそこまで高くありませんが、家族が長く安心して暮らし続けるには家づくりの段階で取り入れておきたい対策もあります。
アール・ホームは、地域特性を踏まえた家づくりをご提案する工務店です。赤穂市周辺で災害に強い家づくりを検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
>>姫路市・赤穂市の注文住宅・工務店なら アール・ホーム姫路・赤穂
#兵庫県赤穂市#注文住宅 #新築 #R+house #制度解説 #家づくりの基礎知識 #耐震 #地盤 #災害

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コストパフォーマンス

コストパフォーマンス

建築家が設計した注文住宅を、なぜ手の届く価格帯で建てることができるのか。アール・ホーム(R+house姫路南・赤穂)では高性能住宅を手の届く価格帯で提供するために独自のルールを設けています。
そのルールの範囲内で建築家がベストな設計をすることで、コストパフォーマンスの高い、あなたのためのたったひとつの住宅をお届けします。
アール・ホーム(R+house姫路南・赤穂)では、無駄なコストを省くために、様々な工夫をしています。
地盤改良

地盤改良技術

アール・ホーム(R+house姫路南・赤穂)では、安心・安全に暮らす事ができるよう、地盤改良工事に天然砕石を使用した「HySPEED」工法を採用しています。
HySPEED工法は天然砕石しか使用しないため、六価クロムの発生リスクが無く、地震の揺れを抑える事ができ、液状化が発生しづらい工法です。
一般的に用いられるセメントとは違い、地中埋設物にもならず資産価値が下がる事がありません。
お施主様の「健康」と「資産」を守る事ができる環境保全配慮型の地盤改良工法として、健康や環境に配慮している住宅会社で多く採用されています。
高耐震

高耐震住宅

大地震が起きても、安全で、建て替えや修理のリスクが小さい家。そのまま住み続けられる家が理想です。木造住宅では建築基準法の仕様規定という簡単な構造検討しかしていない住宅も多くあります。
その結果、大地震により多くの家が地震後に住めない状態になっています。
アール・ホーム(R+house姫路南・赤穂)では耐震等級の最高位である「耐震等級3」に加えて「許容応力度計算」による構造計算を実施しています。
地震に強い「安心・安全」な家づくりをしています。

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